
🍎 りんご病(伝染性紅斑)について
~ほっぺが赤くなったら、りんご病かもしれません~
お子さんのほっぺが急に赤くなると、「大丈夫かな?」と心配になりますよね。
りんご病(伝染性紅斑)は、多くのお子さんでは自然に良くなる病気ですが、特徴を知っておくと安心です。
りんご病とは?
りんご病(伝染性紅斑)は、ヒトパルボウイルスB19による感染症です。
幼児から小学生に多くみられ、春から初夏を中心に流行します。
最大の特徴は、両方のほっぺがりんごのように赤くなることです。その後、腕や足、お腹にレース(網目)状の発疹が現れることがあります。
原因・感染経路
感染した人の咳やくしゃみによる飛沫感染や、接触によって感染します。
約**20~30%のお子さんは症状がほとんど出ない「不顕性感染」**で終わることがあります。
また、最も感染力が強いのは発疹が出る前の風邪のような症状がある時期です。そのため、発疹が現れた頃には感染力はほとんどなくなっています。
症状
**初期症状は目立たないことが多く、気づかれないまま経過するお子さんも少なくありません。**また、不顕性感染となることもあります。
初期(数日間)
- 微熱
- 鼻水
- のどの痛み
- 軽い咳
- 少しだるそうにする
これらは風邪と区別がつきにくく、この時期に感染力が最も強くなります。
その後
数日たつと、
- 両方のほっぺがりんごのように赤くなる
- 腕や足、お腹にレース(網目)状の発疹が広がる
ことがあります。
発疹は日光や入浴、運動などで一時的に濃く見えることがありますが、多くは1~3週間ほどで自然に薄くなります。
診断
多くの場合は、
- 特徴的な頬の赤み
- レース状の発疹
- 症状の経過
から診断できます。
通常は血液検査は必要ありません。
ただし、発疹が典型的でない場合や、ご家族に妊婦さんがいる場合、血液の病気があるお子さんなどでは、必要に応じて**パルボウイルスB19抗体検査(IgM・IgG)や血算(貧血の有無を調べる検査)**を行うことがあります。
治療
りんご病に効く特別な薬はありません。
治療は症状を和らげることが中心です。
- 水分を十分にとる
- ゆっくり休養する
- 発熱や痛みが強い場合は解熱鎮痛薬を使用することがあります
ほとんどのお子さんは自然に回復します。
登園・登校の目安
発疹が出た時点では感染力はほとんどありません。
そのため、発熱がなく全身状態が良ければ登園・登校できます。
学校保健安全法でも、伝染性紅斑は出席停止の対象ではありません。
妊婦さんへの注意
妊娠中、特に妊娠20週頃までに初めて感染すると、まれに赤ちゃんに影響を及ぼすことがあります。
ご家族に妊婦さんがいる場合は、お子さんが風邪のような症状を示した時点から、手洗いや咳エチケットを心がけ、心配な場合は産婦人科へ相談しましょう。
こんなときは受診しましょう
- 高熱が続く
- 水分が十分にとれない
- ぐったりしている
- 顔色が悪い
- 強い関節痛や痛みがある
- 発疹以外にも気になる症状がある
みなとみらい小児科クリニック
みなとみらい小児科クリニックでは、りんご病(伝染性紅斑)の診療を行っています。
発疹がりんご病かどうか心配なときや、ご家族に妊婦さんがいる場合なども、お気軽にご相談ください。
お子さんの体調が心配なときは、いつでもご相談ください。
みなとみらい小児科クリニック


































