
生後2か月の乳幼児健診はなぜ大切?赤ちゃんの成長・発達を小児科医が確認
生後2か月は、赤ちゃんの成長を確認し、予防接種を始める大切な時期です。
「母乳やミルクは足りている?」
「体重は順調に増えている?」
「湿疹がなかなか治らない」
「向き癖や頭の形が気になる」
「よく泣くけれど大丈夫?」
このような疑問があれば、乳幼児健診や小児科の診察で相談できます。
生後2か月の健診は、赤ちゃんの発育や全身の状態を確認するとともに、授乳や育児、予防接種について相談できる機会です。
ただし、2か月健診は全国一律に実施されている公費健診ではありません。自治体によって制度が異なり、医療機関が任意の健診として実施している場合があります。
みなとみらい小児科クリニックでは、生後2か月の赤ちゃんを対象とした乳幼児健診を行っています。
生後2か月の乳幼児健診とは?
生後2か月の乳幼児健診は、赤ちゃんの成長や健康状態を確認し、保護者の方が育児について相談する機会として活用できます。
乳幼児健診には、身体計測や診察などを通して赤ちゃんの健康状態や発育・発達を確認するとともに、保護者の育児に関する相談に対応する役割があります。
2か月健診については全国共通の診察項目が定められているわけではないため、実施内容は医療機関によって異なります。
みなとみらい小児科クリニックの2か月健診では、赤ちゃんの状態に応じて、主に次のような点を確認します。
- 身長・体重・頭囲などの発育
- 母乳やミルクの飲み方
- これまでの体重の増え方
- 赤ちゃんの姿勢や手足の動き
- 心音や呼吸などの全身状態
- お腹やへその状態
- 皮膚や乳児湿疹
- 股関節などの状態
- 向き癖や頭の形
- 排尿・排便の様子
- 睡眠や泣き方など育児に関する相談
- 予防接種の接種状況や今後のスケジュール
確認する内容は、赤ちゃんの状態やこれまでの経過によって異なります。
一つの測定値や月齢だけで判断するのではなく、出生時からの成長経過や赤ちゃん全体の様子を確認することが大切です。
なぜ生後2か月の時期に健診を受けるの?
2か月健診は全国一律の必須健診ではありません。
一方、生後2か月頃は、1か月健診後の成長を確認できる時期であり、予防接種も本格的に始まります。
1か月健診のあとに、
- 体重は増えているか
- 母乳やミルクは足りているか
- 吐き戻しは問題ないか
- 湿疹は治療したほうがよいか
- 便の回数や色は大丈夫か
- 向き癖や頭の形は問題ないか
- 予防接種はどのように進めるか
など、新たに気になることが出てくる場合もあります。
2か月健診を利用することで、赤ちゃんの成長や健康状態を確認しながら、育児や予防接種について小児科医に相談できます。
1か月健診で問題がなかった赤ちゃんでも、その後の成長について気になることがあればご相談ください。
生後2か月は予防接種を始める重要な時期です
日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールでは、生後2か月頃から複数のワクチン接種が始まります。
主なワクチンは次のとおりです。

ロタウイルスワクチンには接種できる期間が定められています。
そのため、赤ちゃんが生後2か月を迎える頃には、予防接種のスケジュールを確認しておくことが大切です。
「何から接種すればいい?」
「同じ日に複数のワクチンを接種できる?」
「接種間隔が分からない」
「少し鼻水が出ていても接種できる?」
など、分からないことがあれば小児科でご相談ください。
母子健康手帳でこれまでの接種歴を確認しながら、赤ちゃんに必要な予防接種のスケジュールを確認します。
体重が順調に増えているか確認します
乳児期の発育を確認するうえで、体重の経過は大切な情報の一つです。
ただし、一度測定した体重だけで赤ちゃんの発育を判断するわけではありません。
出生時や1か月健診時などの記録と比較し、母子健康手帳の成長曲線などを利用しながら経過を確認します。
また、
- 母乳・ミルクの飲み方
- 授乳回数
- 吐き戻し
- おしっこや便の状態
- 赤ちゃんの元気や全身状態
なども合わせて確認します。
赤ちゃんの発育には個人差があります。
ほかの赤ちゃんと単純に比較するのではなく、その赤ちゃん自身の成長の経過を見ることが大切です。
なお、早産で生まれた赤ちゃんなどでは、在胎週数を考慮した修正月齢などを参考に発育・発達を評価する場合があります。
母乳・ミルクについて相談できます
生後2か月頃には、授乳について疑問や心配が出てくることがあります。
「母乳が足りているか分からない」
「ミルクを追加したほうがいい?」
「授乳間隔がほかの赤ちゃんと違う」
「吐き戻しが気になる」
こうしたことも健診でご相談ください。
授乳については、「1回に何mL飲んだか」「何時間おきに飲んだか」という数字だけでは判断できません。
体重の増え方、授乳の様子、排尿・排便、吐き戻し、赤ちゃんの全身状態などを合わせて確認することが大切です。
必要に応じて、ご家庭での授乳方法について一緒に考えます。
乳児湿疹や皮膚の状態も相談できます
生後1〜2か月頃の赤ちゃんでは、顔や頭、首、体などに湿疹がみられることがあります。
赤み、カサカサ、ブツブツなど、皮膚症状の現れ方はさまざまです。
「乳児湿疹だろう」と自己判断せず、湿疹が続く場合や症状が強い場合には医療機関で相談してください。
みなとみらい小児科クリニックの2か月健診でも皮膚の状態を確認します。
診察や治療が必要と判断した場合には、症状に応じた対応をご案内します。
向き癖や頭の形が気になる場合も相談できます
生後2か月頃には、
「いつも同じ方向を向いている」
「後頭部が平らに見える」
「頭の左右差が気になる」
と感じることがあります。
赤ちゃんの頭の形には、寝る姿勢や向き癖などが影響することがあります。
一方で、頭の形の変化にはさまざまな原因があり、見た目だけで原因を判断することはできません。
向き癖や頭の左右差が気になる場合は、小児科でご相談ください。
健診では必要に応じて、頭の形だけでなく、首の動きや姿勢なども確認します。
保護者の方の育児の心配も相談してください
乳幼児健診は、赤ちゃんの身体を診察するだけの機会ではありません。
保護者の方が育児について困っていることや心配していることを相談することも大切な目的の一つです。
「なかなか寝てくれない」
「よく泣くけれど大丈夫?」
「抱っこしても泣き止まない」
「母乳やミルクについて迷っている」
「便の色や回数が気になる」
このような疑問もご相談ください。
赤ちゃんの状態を確認したうえで、必要に応じて適切な診療や支援につなげます。
「こんなことを聞いてもいいのかな」と思うようなことでも構いません。
赤ちゃんについて気になっていることがあれば、健診の際にお聞かせください。
生後2か月健診では赤ちゃんの全身を確認します
みなとみらい小児科クリニックの生後2か月健診では、身体計測だけでなく、赤ちゃんの全身状態やこれまでの成長経過を確認します。
2か月健診には全国共通の診察項目が定められているわけではありません。確認する内容は、医療機関や赤ちゃんの状態によって異なります。
当院では必要に応じて、次のような点を確認します。

一つの項目だけで赤ちゃんの状態を判断するのではありません。
出生時や1か月健診時の記録、現在の診察所見などを合わせて確認します。
生後2か月の発達は月齢だけで判断しません
乳児期の発達には個人差があります。
生後2か月頃の健診では、必要に応じて、
- 赤ちゃんの姿勢
- 手足の動き
- 動きの左右差
- 音などへの反応
- 視線の様子
- 首の動き
- 向き癖
などを確認します。
大切なのは、「生後2か月だから○○ができなければいけない」と一つの項目だけで判断しないことです。
出生時の状況や、これまでの成長・発達の経過も含めて評価します。
早産で生まれた赤ちゃんなどでは、在胎週数を考慮した修正月齢を参考に発達を評価する場合があります。
「ほかの赤ちゃんと比べて発達がゆっくりかもしれない」など、気になることがあればご相談ください。
2か月健診を受ける前に確認しておきたいこと
健診前に、赤ちゃんについて気になっていることをメモしておくと相談しやすくなります。
たとえば、
- 1日の授乳回数
- 母乳・ミルクの飲み方
- 吐き戻しの様子
- おしっこや便の状態
- 湿疹など皮膚の症状
- 睡眠や泣き方
- 向き癖
- 頭の形
- これまでに受けた予防接種
- 現在使用している薬
などです。
毎日の授乳量や排便回数などを、すべて細かく記録する必要はありません。
特に気になっていることがあれば、健診時にお伝えください。
2か月健診に持っていくものは?
必要な持ち物は医療機関によって異なります。
受診する医療機関から案内がある場合は、その内容を確認してください。
一般的には、
- 母子健康手帳
- 健康保険の資格を確認できるもの
- 医療証など
- 医療機関から指定された健診書類
- おむつ
- 着替え
- 授乳に必要なもの
- 使用している薬があれば、おくすり手帳など
を準備しておくとよいでしょう。
特に母子健康手帳は、出生時からの成長経過や予防接種歴を確認するための大切な情報源です。
健診を待たずに小児科を受診したほうがよい場合
2か月健診は、基本的に赤ちゃんの健康状態や発育などを確認するための健診です。
赤ちゃんに体調不良がある場合は、予定している健診の日まで待たず、医療機関へ相談してください。
特に生後3か月未満の赤ちゃんでは、発熱時に慎重な対応が必要です。
次のような症状がある場合は、医療機関への相談・受診を検討してください。
- 38℃以上の発熱がある
- 母乳やミルクの飲みが明らかに悪い
- 繰り返し吐いている
- 呼吸が苦しそう
- 顔色が悪い
- ぐったりしている
- 反応がいつもと違う
- けいれんがみられる
特に生後3か月未満で38℃以上の発熱がある場合は、元気そうに見えても医療機関へ相談してください。
この時期の赤ちゃんでは、重い細菌感染症などが発熱の原因となっている可能性があり、見た目だけでは判断できないことがあります。
呼吸が明らかに苦しい、意識や反応がおかしい、けいれんが続いているなど、緊急性が高いと考えられる場合には救急受診が必要です。
判断に迷う場合も、医療機関へご相談ください。
2か月健診で気になる所見が見つかったらどうする?
健診で気になる所見があったからといって、必ず病気があるという意味ではありません。
赤ちゃんの状態によっては、経過を確認する場合があります。
一方、詳しい診察や検査が必要と判断した場合には、通常の診療や専門医療機関での評価につなげることがあります。
たとえば、
- 体重増加について詳しい確認が必要
- 心音などに確認が必要な所見がある
- 股関節について詳しい評価が必要
- 発達について継続的な確認が必要
- 頭の形や首の動きについて評価が必要
- 湿疹などに治療が必要
といった場合です。
乳幼児健診は赤ちゃんの健康状態を確認するとともに、必要な診療や支援につなげる機会でもあります。
生後2か月健診についてよくある質問
Q. みなとみらい小児科クリニックでは2か月健診を行っていますか?
A.
はい。みなとみらい小児科クリニックでは、生後2か月の赤ちゃんの乳幼児健診を行っており、当院では2か月健診を積極的におすすめしています。
生後2か月は、1か月健診後の赤ちゃんの成長を確認できる時期であるとともに、5種混合ワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチンなどの予防接種が本格的に始まる時期です。
当院の2か月健診では、身体計測だけでなく、赤ちゃんの全身状態やこれまでの成長経過を確認します。
また、母乳・ミルクの飲み方、体重の増え方、乳児湿疹、排便、睡眠、泣き方、向き癖や頭の形など、保護者の方が気になっていることもご相談いただけます。
母子健康手帳を確認しながら、予防接種の接種状況や今後のスケジュールについても確認します。
「1か月健診では問題なかったけれど、順調に成長しているか確認したい」という場合でも受診していただけます。
なお、2か月健診は全国一律の公費健診ではありません。当院が2か月健診を積極的におすすめしているのは、赤ちゃんの成長を確認し、予防接種や日々の育児について小児科医に相談できる機会として活用していただくためです。
Q. 2か月健診は必ず受けなければいけませんか?
A.
2か月健診は、全国一律にすべての赤ちゃんを対象として行われる公費健診ではありません。
自治体や医療機関によって実施状況や費用などが異なります。
一方、生後2か月は予防接種が本格的に始まる時期です。
1か月健診後の赤ちゃんの成長や授乳などについて気になることがあれば、2か月健診を利用して小児科医に相談できます。
Q. 1か月健診で問題がなくても2か月健診を受けられますか?
A.
はい。
1か月健診で問題がなかった場合でも、その後の成長や授乳などについて確認することができます。
「体重が増えているか確認したい」「授乳について相談したい」「予防接種の予定を確認したい」など、気になることがあればご相談ください。
Q. 予防接種と同じ日に2か月健診を受けられますか?
A.
健診と予防接種を同じ日に行えるかどうかは、医療機関の診療体制によって異なります。
受診予定の医療機関に事前にご確認ください。
Q. 母乳が足りているか相談できますか?
A.
はい。
体重の増え方だけではなく、授乳の様子、排尿・排便、吐き戻し、赤ちゃんの全身状態などを合わせて確認します。
母乳やミルクについて気になることがあればご相談ください。
Q. 吐き戻しが多いのですが大丈夫でしょうか?
A.
赤ちゃんでは授乳後に吐き戻すことがありますが、原因や程度はさまざまです。
体重が増えているか、哺乳できているか、吐き方や回数、全身状態などを確認して判断します。
繰り返し勢いよく吐く、緑色のものを吐く、血液が混じる、ぐったりしている、哺乳できないなどの場合は、健診を待たず医療機関へ相談してください。
Q. 乳児湿疹も相談できますか?
A.
はい。
健診時に皮膚の状態を確認できます。
治療が必要と考えられる場合には、診療として適切な対応をご案内します。
Q. 向き癖や頭の形も相談できますか?
A.
はい。
向き癖、後頭部の平らさ、頭の左右差などが気になる場合もご相談ください。
必要に応じて、頭の形だけでなく首の動きや姿勢なども確認します。
横浜市・みなとみらいで生後2か月健診を希望される方へ
みなとみらい小児科クリニックでは、生後2か月の赤ちゃんを対象とした乳幼児健診を行っており、2か月健診を積極的におすすめしています。
生後2か月は、1か月健診後の成長を確認し、予防接種を本格的に始める時期でもあります。
「1か月健診のあとも順調に成長しているか確認したい」
「母乳やミルクが足りているか心配」
「体重の増え方を確認したい」
「乳児湿疹が気になる」
「向き癖や頭の形が気になる」
「予防接種のスケジュールが分からない」
このようなこともご相談いただけます。
当院の2か月健診では、赤ちゃんの身体計測だけでなく、これまでの成長経過や全身状態などを確認します。
また、母子健康手帳を確認しながら、予防接種の接種状況や今後のスケジュールについても確認します。
健診で詳しい診察や治療が必要と判断した場合には、適切な診療につなげます。
「こんなことを聞いてもいいのかな」と思うような疑問でも構いません。
横浜市西区・みなとみらい周辺で、生後2か月の赤ちゃんの成長、授乳、予防接種、皮膚、向き癖などについて気になることがありましたら、みなとみらい小児科クリニックへご相談ください。
まとめ|生後2か月は赤ちゃんの成長を確認する大切な時期です
2か月健診は、全国一律の公費健診ではありません。
一方、生後2か月は、1か月健診後の赤ちゃんの成長を確認し、予防接種を本格的に始める時期でもあります。
みなとみらい小児科クリニックでは、2か月健診を赤ちゃんの成長を確認し、保護者の方が育児について相談できる機会として、積極的におすすめしています。
当院の2か月健診では、
- 赤ちゃんの発育や全身状態を確認する
- 母乳・ミルクについて相談する
- 育児について相談する
- 皮膚の状態について相談する
- 向き癖や頭の形について相談する
- 予防接種のスケジュールを確認する
といったことができます。
赤ちゃんの発育・発達には個人差があります。
ほかの赤ちゃんとの単純な比較ではなく、出生時から現在までの成長経過を確認することが大切です。
また、体調が悪い場合は健診の日まで待つ必要はありません。
特に、生後3か月未満で38℃以上の発熱がある場合や、哺乳できない、呼吸が苦しそう、ぐったりしているなどの場合には、医療機関へ相談してください。
赤ちゃんの成長や育児について気になることがあれば、小児科でご相談ください。
参考資料
- こども家庭庁「乳幼児健診に関する取組み」
- こども家庭庁「乳幼児健康診査身体診察マニュアル」
- こども家庭庁「1か月児健康診査マニュアル」
- 厚生労働省「乳幼児身体発育調査」
- 日本小児科学会「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール 2026年4月1日版」
- 日本小児科学会「知っておきたいわくちん情報」
※2か月健診は全国一律の公費健診ではなく、自治体や医療機関によって実施方法・費用・確認項目などが異なります。
公開日: 2026年8月24日
更新日: 2026年8月24日
監修者: みなとみらい小児科クリニック院長
みなとみらい小児科クリニックへのアクセス
みなとみらい小児科クリニックは、横浜市西区みなとみらい6丁目の「プライムコーストみなとみらい」2階にあります。
横浜市西区・みなとみらいを中心に、西区各地域のほか、中区・神奈川区など周辺地域からも受診いただけます。
電車でお越しの方
みなとみらい線をご利用の場合、
- 新高島駅から徒歩約8分
- みなとみらい駅から徒歩約10分
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ベビーカーをご利用の方や、小さなお子さんを連れての受診にも便利な立地です。
お車でお越しの方
お車でお越しの方は、プライムコーストみなとみらいの大型立体駐車場をご利用いただけます。
駐車場は2時間まで無料です。
発熱などでお子さんを長時間歩かせることが難しい場合や、乳幼児・ご兄弟を連れて受診される場合にも、お車でお越しいただけます。
所在地
みなとみらい小児科クリニック
〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい6-3-4
プライムコーストみなとみらい2階
お子さんの体調が心配なときは、いつでもご相談ください。


































